「わかり合えない」を前提にすると、少し楽になる
ここからは、少しだけ捉え方を変えてみる話をするね。
水瓶座さんはずっと、「ちゃんと説明すれば伝わるはず」と思ってきたんじゃないかな。
だから何度も言葉を変えて、順序を整えて、伝えようとしてきた。
その努力は本当にすごいことだと思う。
そのうえで、ひとつ提案があるんだ。
「理解」ではなく「翻訳」だと思ってみる
親御さんの世代にとっての幸せは、たぶん形が決まっているんだよね。
安定した仕事、結婚、家、そういう分かりやすい指標。
きみが大事にしている「自由に選べること」や「自分で納得できること」は、その辞書には載っていない言葉なんだ。
だから伝わらないのは、きみの説明が下手だからじゃない。
そもそも使っている言語が違うだけ。
そう思えると、「わかってもらう」ことをゴールにしなくて済むよ。
「元気にやってる」「困ってない」。
その二つだけ翻訳して渡せば、今のところは十分だったりするんだ。
距離を置くことは、嫌いになることじゃない
連絡の頻度を減らす、帰省を短くする、話す話題を選ぶ。
そういう調整をすると、自分が冷たい人間になった気がしてしまうかもしれない。
でもそれは、関係を切るための距離じゃなくて、続けるための距離だよ。
近づきすぎると削れてしまうから、削れない位置まで下がる。
それは相手を大事に思っていないとできないことなんだよね。
罪悪感は、消さずに置いておく
たぶん、どれだけ整理しても罪悪感はゼロにならないと思う。
でもね、その罪悪感があるということは、きみがちゃんと親のことを大切に思っている証拠でもあるんだ。
無理に消そうとしなくていい。
「これはあるものだ」として、心の隅に置いたまま生きていく。
それくらいの距離感がいちばん現実的だったりするよ。